職務経歴書
フルスタックエンジニア 2026年11月現在
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職務要約
エンジニア歴10年目のフルスタックエンジニアです。学生時代のプログラミングスクールメンターを経て、新卒入社した企業にて約9年間、ECカートシステム、CDP基盤、MAツールなどのWebプロダクトにおける開発・運用・リプレイスに従事しています。
メンバー、開発リーダー、テックリード、スクラムマスター、FDEなどのロールを担当。アーキテクチャ刷新による配信性能約50倍向上、Trino移行による年間1,600万円のインフラコスト削減、販売ページの表示速度改善(3秒→約0.5秒)などを経験しています。
自己PR・強み
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先回りのリスク予防とスコープコントロールによる、チームの健全なプロジェクト推進
開発遅延や本番障害といった重大なリスクを事前に摘み取るアプローチを徹底しています。開発着手前に「絶対に譲れない軸」と「調整可能なスコープ」をPOと目線合わせし、無理な計画によるデスマーチを防止。本番障害を防ぐための負荷試験環境整備や慎重なリリース計画を立てると同時に、突発的な依頼を自ら引き受けることでメンバーのマルチタスク化を防ぎ、常にプロジェクトをコントロール可能な状態に保ちます。 -
開発ノイズ排除とチーム生産性の最大化
開発現場の認知負荷や運用コストを最小化する取り組みを主導しています。形骸化していたアラートチャンネルの再構築や大規模なデッドコードの削除を実施。さらに不必要な定例ミーティングの徹底的な廃止・非同期化を行い、チーム全体が日々の開発に没頭できる「ノイズのない開発環境」を作り上げています。 -
フルスタックな適応力と領域を問わないアジャスト力
役割や技術領域の枠にとらわれず、未知の環境であってもシステム構造やビジネスロジックを解き明かしながら、現場の状況に合わせて着実に立ち位置をアジャストしていきます。メンバーから開発リーダー、テックリード、FDE(Forward Deployed Engineer)まで多様なロールを経験。大規模ECカートから社内向け移行システム・データ基盤に至る幅広い規模感の中で、Railsによるモノリス運用・改善はもちろん、k8sやServerless等のAWSネイティブな構成まで新旧・アーキテクチャを問わず柔軟に対応します。 -
組織の停滞課題を一気に片付ける圧倒的な「推進力」と完遂力
「重要だと分かっていても放置されがちな課題」に対し、自ら泥臭く出力を上げてスピード解決する推進力を強みとしています。全社横断のQuickSight脱却、長年停止していたRailsバージョンアップ、技術発信のためのテックブログ立ち上げなどを、自ら先陣を切って一気にやり切ってきました。また、MRR拡大に直結するエンタープライズ案件の厳格な納期対応など、勝負どころで一時的に出力を最大化させ、厳しい局面でもプロジェクトを着実に完遂へ導きます。
スキルサマリー
| カテゴリ | 技術要素・経験 |
|---|---|
| 言語 |
SQL9年
Ruby7年
TypeScript3年
Node.js2年 Python
Go
|
| フレームワーク・ライブラリー |
Rails7年
Trino3年
Next.js3年
React3年
Serverless Framework2年
Pandas Apache Spark Apache Kafka
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| データベース・検索 |
MySQL9年
Aurora(RDS)9年
DynamoDB2年
OpenSearch2年 PostgreSQL
Amazon Redshift
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| クラウド・基盤 |
EKS(Kubernetes) ECS3年
Batch S39年
Argo Events / Workflows / CD Podman
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| 外部サービス | LINE API SendGrid Twilio Unlayer |
| AI開発支援 | Claude Cursor Devin |
技術スキル・レベル
- TypeScript / Node.js: MAツールや大規模ECリプレイスにおけるバックエンド・フロントエンド開発を主導。非同期処理や堅牢な型設計を活かした保守性の高いアプリケーション開発が可能です。
- Ruby / Rails: 大規模・長期運用システムの機能開発から本番障害対応、フレームワークのバージョンアップを主導。内部DSLやメタプログラミングの解読・理解に基づいた保守性の高いコード設計が可能です。
-
SQL:
EXPLAINでの実行計画解析やインデックス最適化により、ActiveRecord等のORMに依存せず生SQLでのクエリ解析・パフォーマンス改善に対応できます。 - DynamoDB / OpenSearch: GSIの設計やアクセスパターンの見直しによるホットキー問題の解消、スループット最適化、および検索機能の構築・運用に対応できます。
- Serverless Framework (Lambda / SQS / EventBridge): 標準/FIFOキューを活用したイベント駆動型の非同期処理や、耐障害性が高くスケール可能な配信基盤の設計・運用が可能です。
- 決済ドメイン: クレジットカード・後払い・アプリ決済などの各種仕様、トークン連携、サーバーサイド処理、および厳格なデータ保持モデルを熟知しています。
職務詳細
株式会社SUPER STUDIO(2017年5月 〜 現在)
1. MAツールの開発・運用・パフォーマンス改善 2024年10月 〜 現在
使用技術: Node.js / TypeScript / Serverless Framework
DB・データ基盤: MySQL / Aurora / DynamoDB /
OpenSearch
AWS: Lambda / SQS / Step Functions / ECS / S3
外部API: LINE API / SendGrid / Twilio /
Unlayer
AI開発支援・自動化: Claude / Cursor / Devin
【担当】
MA(マーケティングオートメーション)ツールの開発・運用において、配信基盤のパフォーマンス向上・コスト最適化・可用性強化を推進。POとの要件定義・優先順位付け、タスクアサイン、開発環境の整備を担当。さらに、Devin等のAIツールを活用した知見の蓄積や問い合わせ対応の自動化など、チーム全体の生産性向上と認知負荷低減を主導。
【成果・工夫点】
- 配信性能を約50倍に向上 従来DynamoDBとMySQLに並行して書き込んでいた状態からDynamoDBへ一本化し、ホットインデックスを解消。Lambdaの並列実行数を一気に増やせるアーキテクチャへと刷新した結果、配信性能を従来の約50倍へ向上させた。
- Step Functions脱却による可用性向上: 大規模配信時の安定性と障害耐性を高めるため、Step Functions依存の構成からLambda / SQSを組み合わせた非同期メッセージング構成へリアーキテクチャを実施。高負荷時でも耐えうる堅牢な配信基盤を確立。
- データ監視基盤の構築と無障害リリースの徹底: データ整合性を保つデータ監視基盤を新規構築。リリース準備手順の標準化と事前検証体制を強化し、大規模リリースにおける本番障害を未然に防ぐ品質保証フローを確立。
- RDSライトサイジングによるコスト削減: データベースの負荷状況とワークロードを詳細に分析し、RDSのインスタンスタイプを適切に引き下げる(ライトサイジング)ことで、過剰なインフラコストの削減を達成。
- AI(Devin)活用と開発体験(DX)の向上: Devinを活用してプロダクトの知見共有・問い合わせの自動返信の仕組みを構築。さらに、形骸化していたアラートチャンネルのノイズ削減や大規模なデッドコード削除を徹底し、開発ノイズと運用対応コストの最小化を実現。
2. CDP(カスタマーデータプラットフォーム)基盤構築 & エンタープライズ開発 2024年1月 〜 2024年9月
言語・ミドルウェア: Python / Go / Apache Spark / Apache Kafka / Trino / Podman
DB・データ基盤:
PostgreSQL / Amazon Redshift / Amazon Athena / Amazon S3 / Amazon RDS
インフラ・オーケストレーション:
Kubernetes (EKS) / Argo Events / Argo Workflows / Argo CD
【担当】
エンタープライズ企業導入に向けた高信頼なデータ基盤・処理パイプラインの設計・構築。Kubernetes(EKS)上のArgo Events /
Argo Workflowsを活用したワークフロー自動化基盤と、ECカートシステムの膨大なデータを分散処理するSpark /
Trinoパイプラインの構築を担当。また、分析・集計基盤の構成見直しと大規模な移行作業を主導。
【成果・工夫点】
- Trino移行による1,600万円のインフラコスト削減: 集計・分析データ基盤を従来のAmazon RedshiftからTrinoへ移行・最適化。クエリ効率の向上とリソース最適化を推進した結果、年間計画対比で1,600万円のインフラコスト削減を達成。
- エンタープライズ導入の厳格な納期死守: 大規模データ移行とパイプライン構築において、厳格な納期制約があるエンタープライズクライアントの導入案件を遅延なく完遂。
- MRR(月次定額収益)拡大への貢献: エンタープライズ向けCDP基盤の提供とスムーズなオンボーディングを実現し、事業のMRR積上げ・拡大に直接貢献。
3. ECカートシステム 大規模リプレイス & 移行基盤構築 2023年1月 〜 2023年12月
言語・FW: TypeScript / Next.js / Python / Rails / Pandas
DB・データ処理: MySQL / Amazon RDS /
Amazon Athena
AWS・インフラ: AWS Batch / ECS / S3 / CodeBuild
【担当】
旧ECカートシステムから新システム(TypeScript / Next.js等)へのリプレイスに伴い、個別スクリプト運用に依存していたデータ移行運用の抜本的な標準化・基盤化を主導。PMとの仕様調整からデータ変換(ETL)ロジックの設計、移行システムの開発・パフォーマンスチューニング・運用までを一貫して担当。
【成果・工夫点】
- 個別スクリプト運用の全廃とナレッジの標準化: 従来は移行案件ごとに個別のスクリプトを作成・実行していた運用を改善し、汎用的な「移行システム」へ全面切り替え。属人化していた移行作業・個別スクリプトを完全に無くし、組織としての移行ナレッジの標準化を実現。
- 他部署跨ぎのボトルネック処理を自システムへ取り込み効率化: 移行当日の最終工程において、従来はバッチサーバー増強+Sidekiqによる定期注文の再計算処理(他部署との調整が必要かつ低速)を行っていたフローを見直し。移行システム側で直接処理を完結できる仕組みを開発し、依存関係の解消と移行当日のオペレーション高速化を達成。
- AWS Batchのチューニングによる大規模案件の完全移行システム化: 従来はデータ量の多さから移行システムの利用を避けていた大規模案件に対し、AWS Batchの並列実行数やリソース配置をはじめとするパフォーマンスチューニングを徹底。全ての案件で移行システムによる安全かつ高速な移行を可能にし、移行基盤としての完成度を大幅に高めました。
4. ECカートシステムの本番運用・パフォーマンス改善・セキュリティ強化 2020年7月 〜 2022年12月
言語・FW: Ruby / Rails / jQuery / Backbone.js / Sidekiq / RSpec
DB・インフラ: MySQL / Amazon RDS / Amazon EC2 / Amazon S3
決済ドメイン: クレジットカード、後払い、アプリ決済等の仕様・データ構造理解
【担当】
大規模ECカートシステムの安定運用・保守・基盤健全化を推進。本番環境で発生するあらゆる障害対応(ログ調査、決済連携含む緊急データ補正対応等)を即座に遂行。併せて、販売ページのレスポンス改善およびRailsのメジャーバージョンアップ作業を担当。
【成果・工夫点】
- ミスが許されない決済ドメイン等の確実な障害対応: クレジットカードや後払い決済などが絡む複雑な本番障害において、深いログ解析と高精度なデータ修正を迅速に遂行。失敗が許されない決済データや注文データの正確性を担保し、システムの信頼性向上に貢献。
- 販売ページの表示速度を大幅改善(3秒 → 約0.5秒): 売上に直結する販売ページのパフォーマンス改善を実施。自前での独自キャッシュ構築はリスクが高いと判断し、ActiveRecordの発行クエリと標準キャッシュ構造を徹底的に解析・チューニング。表示速度を3秒から約0.5秒へと短縮させ、ユーザー離脱の防止(CVR向上)と解約抑止に大きく貢献。
- 網羅的なテスト実装による無障害でのRailsバージョンアップ: AIによる自動化ツールが普及していない環境下において、影響範囲の特定とRSpecによる網羅的なテストスイートを自力で構築。動作保証を強固に担保した上で安全にバージョンアップをやり遂げ、大きな本番障害を起こさずにセキュリティリスクの低減と技術負債の解消を達成。
5. ECカートシステム 新規機能開発 2017年4月 〜 2020年6月
言語・FW: Ruby / Rails / JavaScript (jQuery, Backbone.js) / Sidekiq / RSpec
DB・インフラ: MySQL / Amazon RDS / Amazon EC2 / Amazon S3
【担当】
初期キャリアにおいて、大規模ECカートシステムの管理画面UIからエンドユーザー向け購入画面・バックエンド処理に至るまで、フルスタックに新規機能開発を担当。EC事業者の売上に直結する定期購入機能の拡張や管理画面の機能追加を推進。
【成果・工夫点】
- 定期販売における柔軟な配送サイクル機能の拡張: EC事業者のリピート売上向上に不可欠な「曜日指定」「配送間隔指定」等の複雑な定期配送サイクル拡張を実装。注文生成バッチ(Sidekiq)およびデータベース構造の見直しを行い、スムーズな自動注文処理を実現。
- 管理画面UI刷新および顧客管理(顧客統合)機能の実装: 事業者側の運用効率化を目的とした管理画面UIの改修や、重複顧客のデータを安全に統合する「顧客結合機能」を開発。ユーザー体験(UX)向上とカスタマーサポート対応コストの削減に貢献。
株式会社DIVE INTO CODE(2016年2月 〜 2017年8月)
1. プログラミング教育・受講生向け教材開発 2016年2月 〜 2017年8月
使用技術: Ruby / Rails / Git / Linux
【担当】
受講生への技術指導と受講生向けカリキュラム・教材の開発。
【成果・工夫点】
- 個別技術指導: 受講生に対してRuby/Railsの個別に合わせた技術指導を実施。
- 受講生向け教材開発: 未経験者が体系的にWeb開発を学習できるよう、実践的なカリキュラムや解説テキスト等の受講生向け教材を執筆・開発しました。